うえのひろむ

キングスマン:ファースト・エージェントのうえのひろむのレビュー・感想・評価

3.8
だいぶ展開に強引な点が目立った2作目よりも面白かった。
キングスマンの結成って、第一次大戦より後っていってたよなぁと思いながら、最後まで観ていた。
ラストまで観て、ようやく腑に落ちた。

史実をベースにしているから仕方ないのだけど、世界を破滅的な戦争から救うための非政府諜報機関として設立されたキングスマンといえど、2度目の世界大戦を防げなかったのかと思うと、やるせない気持ちになる。
時代背景の関係上、ハチャメチャ兵器が少ないけど、そこはご愛敬かな。
イギリス王と、ドイツとロシアの皇帝が従兄弟同士なのは知らなかったのでビックリ!
3人とも、まさかビクトリア女王の孫だったとは。

主役のレイフ・ファインズは、途中までクレイグ『007』の“M”であることに気づかずw
どこかで見たことある人だなぁ、と思ってモヤモヤし続けていた。
『007』では、オフィスから出ないのに、げんばに出向いていく姿が、なにかシュールでそれだけでも面白かった。

2022年1本目
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