キングスマンができるまでを描いた前日譚。なので、厳密にはキングスマンの話ではない
キングスマンではないからということと時代背景のせいで、前2作で出てくるギミック満載のアイテム達(あの傘とか、メガネとか)は全然登場しない
前2作を見ずに今作を観ると「キングスマンてこんな感じかー」と大きな誤解を生むでしょう
単体の作品と思って見ればそれなりにおもしろいけどね
逆に言えば「キングスマン印」のお約束がなくてもおもしろい作品が撮れるという、マシューボーンの手腕をきっちりと確認できる
バレエとの融合で「アクションシーンは芸術」というメタファーを込めたメッセージを感じた。素晴らしい