インソムニアのうさのレビュー・感想・評価

犯人と確信した者を逮捕するためであれば、証拠を捏造してしまうほど行き過ぎた正義感を持つ主人公。ある捜査で容疑者を追跡中に誤って同僚を射殺。容疑者が撃ったと嘘の証言をするも、その光景を見ていた容疑者に影で脅され…。

後続のヒット作と比較すると、エンタメ要素が薄く物足りなさを感じてしまうが、ダークナイトシリーズなどに見られる"善悪への問いかけ"などノーラン監督の特徴が健在しておりフィルモグラフィーとして十分に楽しめた。

"目的は手段を正当化する"