FukiIkeda

インソムニアのFukiIkedaのレビュー・感想・評価

インソムニア(2002年製作の映画)
3.5
ノーラン監督初期作品。でも脚本は別。
確かにテーマ、撮り方云々とかはあるけれど、脚本の影響力がここまで関係するとは…。
ノーランだからといって期待値をあげて見てはいけない。

霧の靄、それとは対照的な白夜の光、不眠によって混沌としてくる目の霞。
「風雲!たけし城」に出てきそうなゲームのごとく、海に浮かぶ丸太を飛び越えていくシーン。海の中からのシーンは印象的。

またロビン・ウィリアムズがでているのも感慨深い。
正義と悪という分け目ではなく、より人間臭く、人が悪や罪、嘘を背負う瞬間を上手く描いている。
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