ノーラン監督初期作品。でも脚本は別。
確かにテーマ、撮り方云々とかはあるけれど、脚本の影響力がここまで関係するとは…。
ノーランだからといって期待値をあげて見てはいけない。
霧の靄、それとは対照的な白夜の光、不眠によって混沌としてくる目の霞。
「風雲!たけし城」に出てきそうなゲームのごとく、海に浮かぶ丸太を飛び越えていくシーン。海の中からのシーンは印象的。
またロビン・ウィリアムズがでているのも感慨深い。
正義と悪という分け目ではなく、より人間臭く、人が悪や罪、嘘を背負う瞬間を上手く描いている。