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ザ・ピーナッツバター・ファルコンのamhuiのレビュー・感想・評価

4.6
チョコレートドーナツのような展開を想像してしまって恐る恐る見たけど終始幸せで心洗われまし
た。

映像に柔らかい色味を使っていてこの映画らしくてとても好みでした。


施設のおじいちゃんおばあちゃんや出会う人達がとにかくいい人すぎ。
「友達は自分で選べる家族」
素敵なだなぁ。たしかに親友とかって家族みたいな存在だもんなぁ。


ザックが自分らしさを見つけていく姿はとても魅力的でエネルギーを感じた。
自分のいる環境の中で何ができるかより、やりたい事ができる環境に行く。彼の行動力を見習いたい。
こういうエネルギーのある人は自然と周りにいる人にも良い影響を与えていて素敵に思った。


自分らしくいれて、それを受け入れてくれる人がいるのは本当に難しいこと。
自分を受け入れてくれて楽しい時間を過ごせる彼らをとても羨ましく思った。


適切な処置なんてその人が勝手に思い込んで押し付けているだけ。無意識のうちに差別しているよね。
障がい者にも意思があるし、それを他人が制限すべき事ではないと思う。
障がい者に対して自然に振る舞うとか共存するのって難しい。

しかし、ザックとタイラーはお互いを特別扱いしないで自然に振る舞っていて本当に落ち着く。
タイラーの不器用だけど優しい所、ザックの純粋で真っ直ぐな所。お互いの良い所が影響し合って共存していて気付かされることが多かった。


タイラーの過去をもう少し知りたかったかな。
落ち込むタイラーにザックが「僕の誕生日の願い事は全部タイラーにあげるよ」と言ってハグしてほっぺを叩き合うシーンは心が溶かされました。。


二人でスイカの皮被って遊んでいるシーンや
ソルトウォーターが車でやってくるシーン
ザックが練習しているところをタイラーが見守っていてそれを見つめるエレノアのシーンがとても好き。



ルールその1
「パーティー!!!」笑
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