ぽぽん

ザ・ピーナッツバター・ファルコンのぽぽんのネタバレレビュー・内容・結末

4.2

このレビューはネタバレを含みます

良かったー。
まずとにかく海と景色と音に癒された。
なんだか心がほっとする作品。

孤独でやさぐれ気味の漁師のタイラー。
ダウン症だけどプロレスラーを夢見て、施設抜け出しちゃったザック。
心優しく責任感の強いエレノア。
一見結びつかないけれども、偶然結びついた関係のマリアージュ。

普通に生きている人間の大半ははもちろんいい人だから、どちらかというとエレノアような接し方をザックに対してすると思う。もちろんきっと私も。
だからこそタイラーのように純粋にザックと普通に接することが出来ることって案外難しいと思う。
もちろんこの映画はそこに焦点を当てているわけではないけれど、そこにタイラーのすごさと2人の純粋な友情がただただ心地よかった。

あとザックのように障害のある方が特有の無垢な感じというか真っ直ぐさを持ち合わせているのもたぶん事実としてあると思う。私にはその眩しいくらいの真っ直ぐさが素直に羨ましくもあった。
ぽぽん

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