愛すべき作品に出会えた、観終わった後にそんな気分になるロードムービーな映画だった。
しっかり者の兄貴を亡くして、密漁などがばれて漁師仲間から村八分に…ぶん殴られた腹いせに、ボヤ騒ぎを起こしたのをきっかけに追われる身となったタイラー。
老人の養護施設で暮らすダウン症のザック。プロレス好きでプロレスラーの学校に行くため(何年前のビデオだよ…)施設からパンツ一丁で脱走を計る。
ブルース・ダーン演じる老人もコミカルだった。
そしてザックを探すことになった看護師のエレノア…(演じたダコタ・ジョンソンが魅力的でした。)
変なタイトルだったピーナッツバターファルコンは、ザックのプロレスでのリング名ネームでしたね。
偶然出会ったタイラーとザックのほのぼのとした珍道中は観てて笑えるし心温まりました。
ダウン症のザックの夢を諦めずにチャレンジする姿勢には勇気がわきました。
こんなご時世だからこそ観て良かったなぁと思える良い映画でした。