兄を亡くしたショックから自暴自棄になっている荒くれ者のタイラーと、施設から脱走してきたダウン症の青年ザックの旅物語。
昔から思っていましたが、差別良くない!反対!とか言っている人に限って過剰に特別な扱いをしていて、かえって差別的な対応をしているって事ないですか?
ですが、タイラーは決してザックにそのような態度を取ることはなく、1人の男として向き合っていきます。
川を泳いで渡って九死に一生を得た2人が酒を飲みながらキャンプをするシーンは最高でしたね!
2人とも酔っ払ってめちゃくちゃバカやるんですけど、男っていくつになってもこうなんだよな、と思わせてくれます。
ちなみにこの辺でタイトルの意味も明らかになっていきます。
その後、ザックを追いかけてきた施設のお姉さんことエレノアも加わり、3人で旅をしザックが憧れていたソルトウォーターの元でプロレスをする事になります。
なかなかうまくいきすぎな気もしますが、旅をして成長するという物語はいくつになっても憧れます。
友達は選べる家族だ。
なかなか刺さる言葉でした。