コロン

特捜部Q カルテ番号64のコロンのレビュー・感想・評価

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)
3.9
間違いなくシリーズ最高傑作。洞察力に優れたカール、良識と抜群の行動力を持つアサド、情報分析力に長けたローセ、3人のバランスとチームワークが素晴らしい。カールが辿り着いた意外な真犯人とのフェリーでの会話はとても印象深かったし、終盤の息詰まるアクション・シーンも見応えがあった。邪悪な優生思想を信奉する一味に大打撃を与えた特捜部Qの活躍には溜飲が下がる(氷山の一角に過ぎないけれど)。それにしても、いつの時代にも、世界のどこにでも、こういう輩が必ず存在するという事実には暗澹とする。不器用なカールが、チームに残って欲しいとアサドに懇願するラストにはジーンと来た。
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