犯人です

特捜部Q カルテ番号64の犯人ですのレビュー・感想・評価

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)
4.7
—《推理小説原作映画視聴週間》—
 2022.08.022~2022.09.05


【あらすじ】
いまだ解決されていない事件を担当するコペンハーゲン警察の新部署「特捜部Q」は、1980年代に起きたナイトクラブのマダムの失踪事件に着手する。ほぼ同じ時期に失踪者が5人いることも判明し、カール警部補(ニコライ・リー・コス)が捜査に乗り出す。やがて、1人の老人と新進政党の関係者が捜査線上に浮かぶ。(Yahoo映画参照)

『良い点』
・特捜部Qコンビの絆を再確認できる
・陰鬱で緊張感のあるサスペンス
・宗教、人権問題を物語に上手く織り交ぜている

『悪い点』
・カールって本当に優秀?

(まとめ)
特捜部Qシリーズ第四弾!
原作はシリーズ最高傑作という人も多い作品で映画も評判良いので期待値高めで見ました。
結論、私も今作品がシリーズ最高傑作だと思います‼️
現代での事件の捜査と過去の女性収容所での悲惨な物語を交互に見せて物語が進みます。中でも過去の話は誰かが死ぬわけではないですが見てて嫌な気持ちになるしムカムカします😂😂
このような気持ちになる演出や映像の見せ方、明るさなど素晴らしかったと思います👍
(個人的に北欧って陰鬱なミステリー映画と相性良いんですよね。雪国だからばえるのかな?)
また現代の捜査に置いても、イスラム教では未婚女性の妊娠や女性の優劣などの「宗教、人権問題」を違和感なく物語の織り交ぜている点が素晴らしかったです👍👍
今作はカール・アサドコンビの絆を再確認できる物語でもあります。
ツンデレなカールですが最後には少し素直になれたようで可愛いところもありますね😆😆
あと、毎回思うのですがカールって結構ドジな場面多くないですか?本当に優秀な刑事なのかなと疑問に思うほど…人間味があって骨太なミステリーにはこういう人物が合うからかな?
ちなみに、不妊治療の事件は実話らしいです。実話と聞いてさらに胸糞悪いですね…
ちなみに、この役者陣での特捜部Qシリーズはこれでラスト!5作目からは別の役者、制作会社で作成されました。
まだ、予告だけしか見てないですが役者は今まで通りで良かったのに…
と思いつつもシリーズの映画化は続いて欲しいと思ってます‼️