ブルー

出国 造られた工作員のブルーのレビュー・感想・評価

出国 造られた工作員(2018年製作の映画)
4.0
なぜこの作品があまり評価されていないのか。
韓国映画独特の実話モノ、韓国と北朝鮮という日本人には理解できない関係性から生まれる様々な悲劇。この映画もその一つ。とてもとても不幸な話。元々は同じ民族でありながら、なぜここまでの隔たりが生まれ、その結果、なぜ多くの人たちが犠牲にならなければならないのか。なぜ、一つの小さな家族をも引き離さなければならないのか。ドイツのように一つの国になれば、時間はかかってもいずれは大きな幸せがそこには生まれるのではないのか。
色々なことを考えさせられるとても良い映画である。
この家族の『今』がとても気になる。あのあとどうなったの?誰か教えて。
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