クレヨンしんちゃんで恋愛映画を見る事になるとは!!
野原家の原点というか、今回はファミリーというより『夫婦』をメインにしたお話でした。
普段さっくり描かれていたひまわりの育児の大変さの描写が丁寧で、正直今まで野原家はひろしも育児に協力的で、手は掛かるが二馬力で頑張ってきてるんだと思ってたんだけど、この作品見ると「あ、やっぱり結構みさえの負担ってでかいの…?」とも感じたり。
いや育児は大変なのは分かってるんだけど、気楽に消化してた部分の"リアル"を見せられた気分。
野原夫妻の夫婦喧嘩って大体ひろしが綺麗なおねいさんに現を抜かしてみさえが怒るギャグが多かったけど、この作品では本当に起こりうる夫婦のすれ違いが起こってたのでギュッとなった。
その後も幼児2人連れて旦那を探しに行くみさえなんだけど、本当に『妻』で『母』で『女性』であるみさえをこれでもかと言うほどクローズアップされてたと言うか。。。
子連れであることを理由にトレジャーハンターへの同行に難色を示されたりしてて。
普段強くてしっかりしてるみさえも、世間のお母さんみたいに理不尽な目に遭ったりするのかな……なんて考えてしまう。
そんな切なさもありつつ、やっぱりクレしん映画という事でひろしが失われた理由はバカバカしかったりして、他とは毛色が違いつつ独自の楽しみ方ができる作品でした。
ひろしさんはみさえのことみさちゃんとか呼んでたんだね。可愛いじゃん☺️☺️