このレビューはネタバレを含みます
世間の歪んだ「自己責任」という言葉に追い詰められ怒りに震えながらも家族の為に働く心優しいアトム… 吃音症でコミュ症の彼が、そんなときにラップと出会い、リズムに乗せながら自分の想いを言葉にできるようになり成長していく物語。
もっとヒップホップ系が強い映画なのかと思ったら主人公アトムの心情、成長を重視したストーリーでとても見やすかったです。
中盤でのバトルシーン、始めはたどたどしく、そして段々と想いのたけを心の叫びをラップに乗せて強く発していくアトムの姿には胸が熱くなりました!
そしてラストシーンもすごく良かったです。ラップのことはわからいどアトムの想いや成長がしっかり伝わってきてちょっと涙腺緩みました。
繊細な役を演じたときの野村周平がとても好きなのでこの映画はとても楽しみでした。しっかりと期待に応えてくれて嬉しいです。もう一回見たいな!