hi1oaki

ゴーストマスターのhi1oakiのレビュー・感想・評価

ゴーストマスター(2018年製作の映画)
2.9
映画愛は伝わってくるけど、情熱が作品を上回ってしまっている。
コレ出来上がった作品が面白くないと成り立たないやつ。
『カメ止め』も『桐島』も『ダイアリー・オブ・ザ・デッド』もホラーを撮ることを撮ることで登場人物達の“映画への愛と情熱とめんどくささ”を表現している映画で、どれも面白い。
そしてこの作品もその系譜に連なるわけなんだけど、直接的過ぎる引用が“どう?わかってるでしょ?”という感じでノイズ。そこはわかる人にはわかる感じでいいから、もっと主軸のお話に注力しようよって感じ。
あとやっぱりホラーで笑わせたいならギャグではなく劇中の人達が真面目に行動しているシーンでこそ笑わせてほしいんだ。
撮ってる人達は楽しんでるだと思うけど、その撮ってる人達は結局のところこの映画を自分が観てきた映画と並べてフェイバリットにできるかな?
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