友人に「ジャニーズがインド映画を作ったらこうなる」と言われ、気になり過ぎて鑑賞。
少年刑務所に収容された受刑者たちの姿を描いたミュージカル映画なのですが、序盤からジャニーズ特有のトンチキ感を遺憾なく発揮してきます。
喧嘩しだしたと思ったら突然笑顔で歌い踊りはじめる少年たち。ボコボコにされたはずの彼も、瀕死の彼も、なんか影の薄い彼も、突如始まったダンスパートではみんなキラキラと弾けるような笑顔で踊っています。そしてダンスパートが終了すると般若のような顔に戻り取っ組み合いの続き。さっきの笑顔はウソのよう。
ミュージカル映画として成立しているか云々はさておき、嵐のように訪れ嵐のように去っていく疾走感と唯一無二の独特な雰囲気はクセになります。
ただ、若い男の子しか出てこない上にみんな短髪(受刑者だからね)なのでマジで見分けがつきません。この人誰〜？！ってなってるうちに全員集合して歌い踊りだしてしまうのでもうわからん。まあ主要3〜4人の見分けがつけばなんとかなります。なんとかなりました。
自分の中の新たな扉が開いた気がします。
