福福吉吉

ディープ・ブルーの福福吉吉のレビュー・感想・評価

ディープ・ブルー(1999年製作の映画)
3.5
海に築かれたアクアティカ研究所で、スーザン博士はアルツハイマーの治療薬の開発のため、サメの脳を研究していた。成果を焦るスーザン博士により脳を肥大化させたサメが突如、人を襲い始める。知能の高いサメの攻撃により研究所は海に沈み始める。

再鑑賞です。
ストーリーがなかなか面白い。サメの恐怖と戦いながら、沈みゆく研究所から脱出しようとするパニック映画であるが、犠牲になる人物の予想がつきにくくしていて、最後まで楽しむことができました。

ある人物が仲間割れするチームを団結させようと話していて、感動的なBGMの最中にサメに食われて雰囲気ぶち壊したシーンは非常に面白かったです。

そして、サメ映画界の伝説にもなっている(?)おもしろ黒人枠のコックの活躍も見逃せません。彼の存在がこの作品の面白さをワンランク上げていると思います。

肝心なサメは所々、CGっぽさがあるものの全体的に良く出来ており、頻繁に襲ってくるので、サメの恐怖を感じる緊迫感があって、絵面的にも非常にダイナミックに動くので良かったと思います。

とても面白い作品です。エンターテイメントとして非常に良かったと思います。
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