初めて投稿したサメ映画が、フランケン・ジョーズであったことに気づいて悶々としています。そして今回初の満点評価です。満点です。
今ではジョーズ以来最高のサメ映画、と巷では宣われていますがそんなことは抜きにして大好きな映画です。
しかし、ジョーズ以来ずっと9割型粗製濫造の百鬼夜行状態であったサメ映画市場に一石を投じた偉大な作品であることも確固たる事実でしょう。
太平洋のど真ん中に位置する海洋研究施設を舞台に、高度な知能を手に入れたサメと人間との熾烈な攻防が描かれる。
監督はダイ・ハード２やクリフハンガーのレニー・ハーリン。
面白いすよねそりゃあ、初めて観た小学生の頃は気にもしませんでした。
キャストは何気べらぼうに豪華ですし。
思い返すほどにちゃんとした職人の作ったサメ映画であると認識します。
兎に角観客を飽きさせない、という強い意志を感じる脚本。
「誰が最後まで生き残るか」について、観客の予想を巧妙に裏切っていくので初めて観る人は、ほぼ騙される良い映画です。バンバン死にます。
VFXはもちろんさることながら、この映画はサウンドトラックが最の高。(死ぬまで言い続けます) ホント何度聴いても飽きない。名曲ばかり。
この劇伴のおかげでただでさえ面白い本作が5割増しで楽しめます。
特にクライマックスのラスト10分はぶち上がります。
ボルテージMAXです。あの場面ツマラナイ、とかいう奴とは縁を切っても特に損はないでしょう。
長くなりましたが、本作は極上のジェットコースタームービーです。
野郎友達数人で集まったときとかにもってこいの正当派(？)サメ映画と言って良いですね。
因みに何故か今年続編ができたみたいです。
