地方都市の閉塞感。飛び出しても心は燻ったまま。どんなに嫌だと思っていても自分のルーツは変えられない。どんなにカッコをつけたとしても自分自身は偽れない。
出だしからぶっ飛ばしすぎて笑った!なんだあの犬のおまわりさん!テキトーな尾崎がまたツボに刺さる!業界にはこんな人がいるんだろうか?夏帆ちゃんは誰かをイメージして演じたのだろうか?というハッチャケぶりだった。場末のスナック×モー娘×伊藤沙莉にもジワる。いそうだなー上手いなー。終わり方も好き。「清く、ただしく」が沁みる。
何かに潰されそうになったら全力疾走でブルーハーツを歌えば少しだけ心が軽くなる気もする。そんな作品だった。