シスターフッド映画の新定番の予感。
シム・ウンギョンちゃんと夏帆のやりとりがとにかくいい！
都会で暮らしやさぐれた自分、ド田舎な実家、意思疎通に難ありな両親や兄妹、ひきこもりと、90年代以降の日本映画でよく見る設定にはやや食傷気味に感じるけど、それを差し置いても2人の掛け合いが光ってる。
田舎の実家や両親との関係をめんどくさいとか嫌だと思いながらも、たまに帰ってみると自宅に戻る頃には帰ってよかったなと思えるものです。
さらっと流されそうな祖母を訪ねるシーンを長めに丁寧にすくい上げててじんわり胸に迫るものがありました。
「お母さん○○なんだよね〜」みたいに言ってたことが、しっかりと彼女にも受け継がれてるとわかるシーンが秀逸。
鬱々とした日々をぶっ飛ばせ！
