しばらく寄り付かないうちに
積み重なっていた地元へのマイナスなイメージ
でも、いざ帰ってみれば
イメージからのギャップと
幼い頃から身体に染み付いた安心感。
これが地元だ
そんなエモさもつかの間、一時間もすれば長年見てきた感じてきた地元の嫌な面。
これが地元だ…
早く(現在の住まいに)帰りたい
帰りたい帰りたい帰りたい
なのに
いざ地元を去るときはなぜか後ろ髪引かれる思い。
さっきまでやかましくうるさかった親たちがしおらしく口数少なめに自分を送り出す姿は気がつかないうちにだいぶ老けていて。
正直、主人公の塩田には全然共感できなかったはずなのにラストシーンまでくるころにはいつの間にか彼女と自分を重ねていていた映画でした。