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ブルーアワーにぶっ飛ばすのMissYのレビュー・感想・評価

ブルーアワーにぶっ飛ばす(2019年製作の映画)
3.0
TSUTAYAのレンタルで。シム・ウンギョンは撮影は「新聞記者」よりこちらが先だったので、若者言葉の日本語いっぱい覚えた後の「新聞記者」で普段の会話に「そーっすねー」とか「パねぇ!」とか出てしまって大変だったとインタビューで語っていました。ってことは、この作品が日本での映画の最初の作品なのか!スゴイ!確かにカタコト日本語だけど、天真爛漫なキャラクター炸裂で可愛いです。
ストーリーとしては、もう予告編でほぼネタバレなんだけど、そーゆーことなんだろうなーと思いつつ見ていたら、あのラストという。しかし、そこに至るまでの夏帆演じる砂田の荒ぶれっぷりが痛いし刺さる。まぁ、誰にでも「なりたかった自分」の理想型ってあるもんね。でも、なりたかった自分になれているオトナなんて、そうそういないよね。いろんなやり方で折り合いつけて生きていくってことなのかなー。

あと、南果歩さんの「田舎のお母ちゃん」ぶりに、ビックリだった。俳優さんってスゴイ。

おばあちゃんとのシーンで思ったのは、私がお年寄りになったら、こんな童謡みたいなの皆んなで歌ってお遊戯とかじゃなくて、ロックをガンガンかけて聴いてイェーイ!!って言ってるばあちゃんになりたいよぉ、ってこと。

他の方も書いてますけど、台詞が声小さすぎて聞こえない!!ヘッドフォンで音量大きくして見ていたら突然音デカくなるし!最近の邦画あるあるなんですけど「声が小さいキャラ」としても(実家での朝ご飯のシーンでお母さんから「声小さい!」って言われてるから)映画としては致命傷でしょ、アカンでしょ。その分の星減点です。映像とラストの歌はグッときました!
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