みどりくない

サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所のみどりくないのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ずっと強大な絶望の歌が、奥に流れてた。本当に優しい先輩たち、恋人の愛、最後には母の愛、希望はあった。
けど、隣に、足元に、ずっと絶望があった。観ている私は、ずっと未来に絶望を感じていた。
それでも、映画には未来への希望を期待してた。ホームレスとしての生活が始まっても、幸せな結末を期待した。映画だから。
けど、体を売ることになってしまって…初体験っていう体験は、やっぱり失うものなんだと思ってしまう。で、やっぱりそこに絶望があって、ローズおばさんの「黒人の男の子で、ゲイで」っていうのに追い討ちをかけられる。生きにくいのは事実だろうから。
個人的に、音楽や雰囲気の波長が凄く刺さった。
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