サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所の作品情報・感想・評価・動画配信

「サタデーナイト・チャーチ 夢を歌う場所」に投稿された感想・評価

しずく

しずくの感想・評価

3.5
「僕はおかしくなんかない 僕は前に進むよ」

自分の性別に悩む青年と、サタデーナイト・チャーチで出会ったトランスジェンダーの人々との交流を描いたミュージカルドラマ。それぞれの心情を歌うシーンはどれも良く、特にお母さんの愛ある歌に感動しました。親の愛はすごい。何があろうと愛している。その時の主人公の顔も素敵でした。トランスジェンダーだけでなく、いろいろ悩む人生、ありのままの自分を受けて入れてくれる場所・人がいれば、それだけで幸せだということ。(2020年鑑賞@wowow)

このレビューはネタバレを含みます

自分の本当の姿を家族に理解してもらえない気持ち、家出をして不安で苦しいけど解放されたような気持ち、仲間を見つけて全部解決したように思えちゃう気持ちが歌と映像で表現されていて良かった。
家出をしてホームレスになってしまう、もしくは身体を売るようになってしまう理由が分かった。
見てて少ししんどいけど勉強になった。
叔母のローズと弟のエイブと長い時間を過ごしていたユリシーズはLGBTの少年たちに出会い、土曜の教会へ行くようになる。ユリシーズがどんどん美しくなっていく姿が印象的。家族に理解してもらえずに苦しむLGBTの彼らの様子が切ない。
主人公美しすぎません?

テーマがテーマなだけに重みはあるんだけど、歌う必要性あまり感じなかった。

親だからってどんな状態でも愛してくれるとは限らないよね。つらい。

エンディングの映像本物っぽかったな。
ストーリーは置いといてポーズの2人が出てからなんとなく安心してみれた。
ふじこ

ふじこの感想・評価

3.4

このレビューはネタバレを含みます

父を亡くし、母と幼い弟と暮らすユリシーズ。女性の服を着る事に興味のある少年が、家族や親族、周りの目から夜に逃れてしまうけれど、家族と向き合う事で少し生きる力を得る話、かな。

最初はふーん女装が好きなのか、それにしたって学校にストッキング履いて行くのは不味くない?(ただでさえからかわれているのに的な意味で)
と、思ってたら当然歌い出してびっくりした。ミュージカルだったのかよ。

弟はそんな兄の姿を見て拒絶し酷い事を言う。
子供ながらの残酷さで兄を傷付けるけれど、まだ8歳なんだよなぁ。
母が夜勤等で不在の間面倒をみてくれるオバさん(夫の親族?)は勿論厳しく諌める。特に信心深いようだし、無理解なのはしょうがないのかも知れないけども…。

お母さんが忙しいくて余裕がないのも分かる。夫を亡くして、一人で子供二人を養って家を回さなきゃいけない。
でも、ユリシーズもまた子供なのに。どうして期待ばかりされてしまうんだろう。
子供の論法でいけば、勝手に生んでおいて"普通"ばかり期待されるのは辛いよなぁ。誰もがそう出来る訳じゃないから。

そんな訳で家を飛び出し、夜の街で商売をするドラァグクイーンや若くしてホームレスとして生きる人達に出会い、ご飯や衣服を支援する土曜日の夜の教会に辿り着く。
他愛のない話や、それぞれの境遇、皆が同じじゃないけど誰もそれを責めたりしない、違って当たり前の空間がユリシーズにとってどれだけ肩の力を抜くことが出来たのだろう。ようやく少年らしい顔をしていて良かったな、そこで出会った少年と恋の予感がして良かったなぁ。

と、思っていたらまたオバさんにぶちのめされる。
更には少年を性的に消費しようとする大人も。不幸すぎてめちゃくちゃ悲しくなってしまった。この子が何か一つでも悪い事したのかよ…。

知り合いのドラァグクイーンの一人に家に送って貰い帰宅するけど、そこでもオバさんの酷い言葉に傷付けられる。あまりの言い草に母も怒り、オバさんを追い出すけれど、ここにくるまで息子がどんな扱いをされていたのか知らなかったようでショックを受けているみたいだった。

これまで母もユリシーズが自分の服をこっそり着る事を許していなかったけれど、
"愛してるからね それを疑った事は?"
"何があろうと愛している それは憶えておいて"
"人生は一度きり 正直に生きなきゃ"
"いつも愛してる あなたがどう生きようと"
と歌って、ユリシーズのはにかんだような笑顔で終わる。

歌かぁ~歌…ミュージカルはやっぱり苦手なんだけど、傷だらけのユリシーズが可哀想で、それでも母親が愛してくれているから大丈夫かなって希望もあって、忘れてたけど家出中心配していた弟も態度が軟化したしこの先も生きていけるかなって気持ちになって、良かったなあ。
まだ年若くて柔らかな心が、振る舞いも分からない内に傷付けられて命を投げ捨てるよう子供がいるような現状はとても悲しいから。
なんで邦題はナイトを入れたんでしょうかずっと考えちゃった
ほどよくミュージカル

外で受け入れられないより内で受け入れられない方がキツいと思うな
ゲイコミュニティーというより、クィアなコミュニティーへの入り口を描いた青春LGBTQミュージカル映画。 
内容は簡単に理解できる流れだし、コンテンポラリーダンスと青年クィアコミュニティーを融合っていう映画コンセプトはユニークだけど、全体に物足りない。
悪い映画では決してないけど
強く惹きつけられるキャラクターはおらず、名場面という場面もない。
せっかくのコンテンポラリーダンスも見どころではなく、むしろミュージカルっていう要素がこの映画で一番不必要に思えた。

クィア少年をキレイに清潔に重すぎず今っぽく描いたところと、主演アクターの顔の美しさは評価ポイント!!
keita

keitaの感想・評価

5.0
そんなに観てないけど今まで観てきたLGBT映画の中で最高作

行きにくさと周りの理解とのバランスがすごくいい

時折入るミュージカルテイストもすごくいい

題材が題材だけに軽すぎず重すぎずすごくいい
07

07の感想・評価

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このレビューはネタバレを含みます

完成度はそんなに高くなかったけど気持ちは伝わりましたって感じだった(笑)

成長の過程で自分が一般に言われる"普通"じゃないと気付いた時や今いる場所に居心地の悪さを感じた時、そういう時に素でいられて心安らげる場所があるのはすごく大切。
ただ、母親や友達にこの先辛い人生が待ってるかもしれない。誰もが通る道だよ。って言われてたけど、そんな道が無くなるようになるのが一番いいのになぁと思った。
そういう道を自分たちがわざわざ作ってるんだから、それを無くせば済む話。色んな人が当たり前のように当たり前の生活を送れるようにしていきたい。
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