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機動戦士ガンダム 逆襲のシャアのTENのレビュー・感想・評価

5.0
ファーストガンダム、Z、ZZときて、公開順的にも時系列的にも順番通りに進んできたガンダムの宇宙世紀シリーズ。アムロシャアのサーガの特大フィニッシュ映画にたどり着いたわけだけど、やっぱりいくらZ、ZZを経由してもニュータイプの物語が展開されていっても、原点は人間臭さにあるんだなって思う。シャアもアムロもニュータイプも戦争も。

シャアの強さや求め行こうとした道も分かるし、アムロの不器用で弱くてどうしようもない優しさ意地っぽさもわかる。だからこそララァが残り続け、色々な時代の色々な人々とニュータイプが歴史を繰り返すんだろう。

アムロシャアのサーガの完結として、とてもじゃないけど、世界に希望の満ち溢れる終わりだったと言える物じゃなかった。どっちかというとどんなに腐ったものに囲まれようと立ち続けるしかない、歩き続けるしかない、そういう意味に聴こえた。背負う物の重さを教えてくれる映画な気がする。

vガンダムもカッコいいしサザビーもカッコ良すぎる。ファンネル込みでMS戦闘シーンカッコよすぎる。音楽最高すぎる。宇宙世紀主軸アムロシャアが完結してしまったのが寂しい。さて、ハサウェイの未来を観に行かなきゃ、
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