原発事故の恐怖、過酷さを知ることができて本当に感謝した映画。
当時、ニュースでも毎日聞いていた報道だけに緊急事態なのはわかっていたつもりだが、文章やニュースで見るものとは全く別の次元の真実を知った。
もしあの人たちが頑張ってくれなければ今の日本はコロナではなく原発で終わっていたと思うと背筋が凍る。
これがノンフィクションなのだからどんな怖い話よりも怖く感じた。
小さい頃、チェルノブイリの事故で先生や母親から聞いた話がただでさえ印象に残っていた自分なので、焼きついた。
なんか当時のことがだんだん薄れてきている世の中だが自分たちのこととして捉えてもらう為にも、多くの日本人が見なければならない映画だと思う。学校の授業でも地震、津波、原発、環境問題、等、数多くのことを学べ、そしてそれを後世に伝えていく義務も自分たちにはあると思う。
生活を豊かにしていくのはありがたいことだが一歩間違えれば地獄に変わる。
原発の問題を他人事とは思わずに一人一人、世界中が考えなくてはいけない最重要の問題だと思った。
是非見てほしい。
