とっつあん

Fukushima 50のとっつあんのレビュー・感想・評価

Fukushima 50(2019年製作の映画)
3.5
あまりに甚大で規模の大きな出来事で、関係する組織、人物のどの視点から描くのか、どこまで政治的な主張に踏み込むのか、エンターテイメント性をどの程度持たせるのか、ドキュメンタリー映画にするのか否か。難しい問題の中からうまく作品として仕上がっていると感じました。ハリウッド的に見れば、人物描写や登場人物のバックグラウンドが薄くてエンタメ性が低いってなるのでしょうが、日本人としてみると命をかけて原発を守った人たちがいたこと、その困難性と自己犠牲の先に今があると言う事実をエンターテイメントの中で幅広い年齢の人たちに伝えられる貴重な作品だと感じました。 
とっつあん

とっつあん