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Fukushima 50のMiyのレビュー・感想・評価

Fukushima 50(2019年製作の映画)
4.8
2011年3月11日。東日本大震災。
10年という月日が経過しても尚 記憶にまだ色濃く残ってます。
26年前 阪神・淡路大震災を経験したことあるので、テレビ越しのあの映像の数々は記憶を刺激して辛かったのを覚えています。ただただ映像を見て、泣いたのを覚えています。
阪神・淡路大震災は火事でなくなり、東日本大震災は津波によって全ての想いが流されました。

この作品はその地震と津波によって被害にあった福島第一原発事故を映画化したものである。
当時テレビで見て、ここの人達は大丈夫なんやろか・・と思った。
もちろん脚本があるから、わかりやすいよう脚色もされてるかもしれない。
けどこの現場に居て、町の人達や家族のことを思い尽力を尽くしてくれた人達がいたことには間違いない事実。
上の指示がもう腹立つ腹立つ😫
『踊る大捜査線』思い出した💦
上の指示と現場の状況のズレがなんともいえない。
こんな時は上の指示も大事かもしれんけど、絶対的に現場の方を優先するべきなのになんで、それが出来ないんやろと歯痒く感じて、苦しかった。
こんなにも怖い事で、こんなにも大変だった事実に衝撃でした。
この作品のこの事実はきっと一部に過ぎない。描ききれない想いが沢山あると思うと それだけで辛いです。

「今年も桜が咲いたよ」
この言葉と、この想いがもうたまんなくて😭
泣きすぎて鼻が痛い😭頭も痛い😭

私の旦那さんは看護師です。
今も神戸に住んでて またあの頃の様なことが起きないとも限らない。
常日頃から何かあった時は私の安全が確認出来たら、行って‼️と思ってるし、こういった作品を見たら、旦那さんにも伝えてる。妻として覚悟みたいなものを、心掛けて持つようにしています。
きっとこの作品の、この人達の家族もどこか覚悟していて、待ち続けたと思うとたまりませんでした🥺
私は専業主婦です。強いていうなら旦那さんの為に家事で働いてます。
けど、旦那さんは誰かの為に今 大変なこの世で働いているんだと思うと改めて尊敬します。

誰かの為に、何かを出来る人の力って凄いことなんだと思わせてもらいました。
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