トム

Fukushima 50のトムのレビュー・感想・評価

Fukushima 50(2019年製作の映画)
3.8
●あらすじ
2011年3月11日、東日本大震災。
福島の原子力発電所に残った50人の作業員
「Fukushima 50」の話

●感想
漢たち

あの大災害の中、命懸けで原発を守ろうとする作業員たちの姿。心打たれます。


水をかけないと核燃料が溶け出し、金属と水が高温に成り水素になり爆発する。
そんな状態を抑えるために内部の圧力を外に出す〝ベント〟を試みるがそれは命懸けの作戦だった。失敗すれば、チェルノブイリの10倍もの被害が東北を襲う。
20分の酸素ボンベ、高熱、もうSF映画顔負けの状況。使命感って凄いね...。

緊急事態中での、総理の視察は無能そのもの。現場の専門家に任せれば良いものを、何も出来ない視察で作業を遅らせたり。官邸の素人たちが現場に命令を出す、混沌状態。
あれは呆れるよなー。
トム

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