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Fukushima 50のプライアのネタバレレビュー・内容・結末

Fukushima 50(2019年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

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東日本大震災が起こり、想定外の津波が福島原発を襲った。
そして芯棒が空焚き状態になり、メルトダウン濃厚だった。
しかも水素が発生して原子炉の圧力が高まっており、爆発の危機。

予備電源も津波にやられてたので、決死隊を募って懐中電灯で原子炉へ。
高い放射能を浴びながら、手動でガス抜き成功した。

しかし別の原子炉で爆発が起こるなど、次々と問題が起こる。
東電の本店の連中は安全な場所から無茶な指示をして来るばかり。
さらに多忙な中、バカな首相が来るわ、余計な注文して来るわ、マジウザ。

所長の吉田はそういうのに忙殺され、上の連中にもキレまくり。
しかも現場を知らない者たちからのアホ指示は密かに守ってなかった。

やがて全ての手は尽くし切り、若手は避難させることとなった。
あとは見守るしか出来なかったようだが、運よく原子炉が安定した。
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誰もが知る実際に起きた事件をベースにした話だが、
細かいことまで覚えてないから、よう分からんことが多かったな。

全編を通じて問題が起きては何とか対応、すると次の問題が・・・のパターン。
だから最後、原子炉が安定した時も、それがクライマックスとは思わんかった。

突然佐藤浩市が家族のもとに帰るもんやから、何で急に?って思ったもんな。
その次のシーンで2年くらい経って、あああれで解決してたのねって感じ。

どこまで史実に忠実なのかは分からないが、
あんな恐ろしい状況の中、必死で戦った東電の社員達に敬意を表したい。
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