Kコ

Fukushima 50のKコのレビュー・感想・評価

Fukushima 50(2019年製作の映画)
3.4
2011.3.11に起きたあの事故。
福島第1原発にいた人々を描いています。
そのスケールは、とてもすごく、
本当の発電所のよう。
また俳優たちの緊迫感も相まって、
とてもとてもそこにいたかのように臨場感はたっぷり。
当時、私たちは見えないものに恐れていたけれども、
現場にいた人たちは、もっと怖かったんだろうなぁと。
あの日を忘れないためにも、頑張った人たちを知るためにも、映画だから脚色してるだろうけどいかに決断の遅さがくだらないか、を知るためにはこの映画はとても有意義。

でも、いらないなぁと思うところは多々…
無駄なCG、この描写いる?
ってところに少し冷めてしまう。
「3.11」というあの瞬間を皆が感じてるからこそ、
リアルから覚める演出は、俳優たちの緊迫感を少しもったいなくしているなって。
でも、観られてよかった。
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