あっちゃん

Fukushima 50のあっちゃんのレビュー・感想・評価

Fukushima 50(2019年製作の映画)
-
あの密室で、何が行われていたのか?津波 余震 1号機3号機の爆発と制御不能の中、電源確保に要する人員と労力 ベントに挑む決死隊 本店との確執、漏れ伝えられた現場の緊迫感が もうひとつの3・11を顕にする。靴底が溶ける程の高温の中、放射線量限界で 開放弁に辿り着けなかった2人の「すみません」が響く、勇気ある撤退を誰が責められようか…本店と政治家は軽々しく口にするだろうな。「間違っていたんじゃない、自然をなめて傲っていたんだ」吉やんと伊崎の信頼が築いた仲間、彼らが守った奇跡が礎となることを願って止まない。