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Fukushima 50のメガメガのレビュー・感想・評価

Fukushima 50(2019年製作の映画)
3.6
2011年に日本を震撼させた東日本大震災に伴って起きた、福島原子力発電事故に対し、東京電力の職員達が立ち向かう様子を描いた物語です。
この作品では主に、指示を出す側の政府や企業の職員と、実際に現場で動いている職員の間における齟齬に焦点を当てており、緊急事態において迅速な連携をとることがいかに大変かが、ひしひしと伝わってきました。
キャスト陣の演技・現場の緊迫感のリアリティ等、目を見張る演出が多かったものの、そもそものストーリー自体が、「どうだ、我々は災害下においてこんなにも一生懸命頑張ったんだ!」という、日本特有のヒロイン面が全面に押し出されていたのが、少し寒かったです。
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