おとうちゃん

Fukushima 50のおとうちゃんのレビュー・感想・評価

Fukushima 50(2019年製作の映画)
4.2
50人の侍!

2011年3月11日午後2時46分…あの日 福島で何が起こったのか。
命をかけて日本を救った50人の名もなき原発作業員の物語。

「命をかける」…簡単に使われる言葉だが、簡単に出来ることじゃない!
想定外の津波で原発の電源が落ちてしまい復旧困難…このままではメルトダウン💥

資源が乏しい島国日本。
これまでの歴史は、男の意地とプライドそして見栄と拘りの塊「侍」よって発展して来たと言えよう。
最近は日本男子も欧米化され、自分の持ち場を死んでも守る「死守する」という言葉さえ死語になりつつある。
「ならぬものはならぬ」の教育を受けて来た福島にはまだ「城を枕に討死する」侍魂が生きていた。

事故は現場で起きている!

人を動かすのは、共に死戦を潜る同志の言葉。
安全な場所から勝手な事を言っている…そんな人達の言葉は誰も耳を貸さない。
政治と現場の板挟みにあって辛い立場なのはわかるが、政治的都合で現場にダメ出しする官邸。
「素人はすっこんでろ!」
コロナ騒動で実しやかにデマを風潮するSNSやマスコミも同じこと🦠

これは、日本中が観るべき映画!
一番観せたいのは、当時の首相 菅直人😤エラソウニ!

原発が福島にある限り、日本の電力は安泰💡
だって、「侍魂」と「白虎隊」の精神が息づいている決死隊が守っているんだから。


でもやっぱり…大切な一人娘は子持ちの40男には渡せない😤ダンコキョヒ!