殉教者への道を選び、迷いのない少年達が
怖すぎて重すぎてクタクタになる。
だが彼らも貧困からくる洗脳みたいに
描かれていて憤りの矛先は電話の声のみの
首謀者という所に救いのない虚しさを感じた。
出演者の疲弊していく演技や演出がリアルで
実話ベースの作品としてはエンタメ性もあり
テンポの良さと圧倒的な臨場感に
緊張が途切れないほど引き込まれるが
逆にドラマチック過ぎてどこまでが実話で
どこからが脚色なのかを知りたくなった。
被害者のご遺族の心中は計り知れない。
そして今もホテルに勤務されているという
生存者の方達のメンタルは凄すぎる。
働かざるを得ない現状なのだろうが切ない。
ちゃんとケアされている事を祈るばかり。
それにしても特殊部隊、遅過ぎる気が‥
