「祈らなくていい、全ての元凶だ。」
人を救うのが神か、果たして殺すのが神か。
こういうのを観ると宗教なんてクソ喰らえだと思ってしまいそうになる。でもその宗教を信仰してたが故に救われた命もあると考えるとそうじゃないと解る。
主人公の青年は架空の人物で、アーミー・ハマーらも実在の人物をモデルにしてるかどうかは公表されてない。
ただこの作品を制作するにあたって監督は事件の関係者に入念に取材したそう。無論、犯人の数冊に及ぶ供述調書もしっかり読み込んだ上で制作に挑んだという。
犯人の葛藤を怠ることなく描写してるところにも丁寧な作りであることが伺える。
これから先もこのホテルマン達の姿勢を踏襲し続けて欲しい。
