ぷりんせす

ホテル・ムンバイのぷりんせすのネタバレレビュー・内容・結末

ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

自分用


久しぶりに映画で泣いた。
号泣レベルに涙が止まらない。

ただ悲しいだけではない考えさせられる作品。

日本国内でも貧困による教育格差は見られるけど、それは世界規模でも同じなんだなと感じた。
平等なんてない。
生まれる家も選べない。

同じ時代に同じ地球に生まれたのに、こんなにも格差が生じるって残酷だ。

特に実行犯の少年たちの頭の悪さ(英語で名前を聞くこともできないレベル)、それによる純粋さが見てて辛かった。

それに対し、客の1人であるお嬢様は幸せな家庭を持っていて2ヶ国語を話せる能力を持つ才色兼備な美女。
登場人物の描写がとても対照的で、まさにこの事件の問題を描いていたように感じる。

宗教問題には詳しくないけど、どの神を信仰しようがどんな宗教観を持とうが、教養や豊かな感性、価値観を身につけるべく教育が非常に重要だし、その環境を子供のために用意できていない地域も存在することに衝撃を受けた。
ぷりんせす

ぷりんせす