２００８年１１月２６日の夜、インド最大の都市ムンバイ内の１０箇所で
同時多発テロが発生しました。（死者１７２名以上、負傷者２３９名）
この映画は、その内の１箇所『ホテル・ムンバイ』で
従業員たちが命を懸けて 宿泊客を守ろうとした実話を描いています。
（残酷シーンは必要最小限に抑えられているように思います）
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（以下、見る前の予備知識として）
インドとパキスタンは、元は１つの国でした。
ところが、１９４７年イギリスの植民地から独立する時に、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒（ムスリム）の対立が原因で、インドとパキスタンとに分裂してしまいました。
それ以降 両国は対立し続け、第一次（１９４７年）、第二次（１９６５年）、第三次（１９７１年）と３度も戦争をしています。
そしてインド国内でもヒンドゥー至上主義者による暴動事件や、イスラム教過激派によるテロ事件が度々発生し、２つの宗教が対立しています。
ちなみに、ヒンドゥー教徒とイスラム教徒の対立は、植民地時代に独立を阻止したいイギリスが 宗教対立を煽ったのが原因のようです。
尚、インドではヒンドゥー教徒が８１％と人口の大半を占め、イスラム教徒の割合は１３％のみです。
一方のパキスタンでは、イスラム教徒の割合は９６％にもなります。
