心拍数が上がりすぎて
早く終わって欲しい、もう観たくない、
という気持ちをなんとか抑えて、
知ること自体に意味があるのなら、というギリギリの気持ちで
泣くのを我慢してなんとか観続けた。
これが実話に基づいているという事と
行き場のない感情に終始支配されて、
悲しみとか怒りには収まらない、
言葉にできない感情で思考が大混乱。
信仰心や忠誠心自体も
行きすぎた行為や行動になった瞬間にただの洗脳に思えて
全く理解も共感も及ばなくなるけれど、
結局お金かよ、な部分が存在する視点が含まれると、
怒りと言うのか悲劇と言うのか、
ぶつけようのない感情をどうしても引き摺る。
心底嫌いだったお客様は神様、という精神ですら
恐怖心を拭うための歩み寄り方や
勇気ある行動を目の当たりにすると、
私自身も大きな括りで物事や人を判断している側面があるのかもしれない、
と心を中心になんだか全身が痛い。
今まではふいに発することができていた
神様なんていない、なんて言葉も、
簡単に口にすることにも躊躇するような影響力と衝撃。