あつし

ばるぼらのあつしのレビュー・感想・評価

ばるぼら(2019年製作の映画)
4.1
狂気、混沌、エロス、デカダンスと言う感じ。稲垣吾郎はクールだけれど女に溺れて堕落していく小説家役がハマっていた。二階堂ふみも、清楚系なイメージがあったけれど人間失格といいエキセントリックな役を演じても上手だなと。内容も雰囲気もこれは好き嫌い分かれそう。
成功しているのにどこか空虚な生活を送っていた男が、女にのめり込んで堕落して全てを失って、それでも離れることが出来なくて…みたいな狂気の純愛の話。こういうのすごく好き。俺だったら絶対どこかでブレーキがかかってしまうんだろうなぁと思いながら見てた。

個人的には結構高評価ですよストーリーも演技もアートワークも。ストーリーは手塚治虫だしそりゃ褒めるまでもないんだが…
かなり禁忌的にエグいシーンあるけどね。あと婚姻の儀式みたいなやつが闇のミッドサマーだった。
ちなみに二階堂ふみを始め、R15じゃなくR18じゃないのと思うくらい裸のシーンが出てくるんですけど、一番見入ってしまったのはブティック店員を演じた女優さん。ワンポイントしか出てこないけどすごく色気があるんですよね…
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