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ばるぼらのsadieのレビュー・感想・評価

ばるぼら(2019年製作の映画)
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支配されたがりの男が、支配したがりの女に、支配されるだけの映画といえばいいでしょうか?

橋本一子のBlue Noteを模したようなサントラが良いなと思う以外は、それほど惹き込まれ点はなかった。

どこか『ゼロの未来』なんかのテリー・ギリアム風だなと思えるセットが面白かったけど、五郎とバルボラ(時々違う女たちとも)との情事を撮ることに集中し過ぎで、結局セットやら何やらをストーリーに全然落とし込めてなかった印象。

そこそこ贅沢な役者を登場させたものの、いわゆるグラインドハウス系の作品でしたね。
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