涙が溢れて止まらなかった。
似たテイストの映画”きっと星のせいじゃない"は落ち着いて見れたのに不思議。
主人公2人だけでなく、その周りの人にも強く共感できるからより感情移入したのかもしれない。特に黒人看護婦のバーブがとてもいい温かみと人間味を出していた。
重病の自分を気遣う家族や周りを想う行動を取るかと思えば、突然自分1人の人生を突き進みたがる不安定さや脆さがとてもリアルだった。屋上に出たり、プールに入ったり距離を取らなくてはならないのに近づいたり、浅はかだと感じるシーンも沢山あったがどれも本来なら当たり前にできることでそれが叶わない主人公たちにも、それを叱らなくてはならない周りの苦しさも理解できて涙が溢れた。
不器用だけど素直なカップルが本当に素敵だったし、月並みな感想だけれど自分の生き方や人との繋がりの尊さを切に感じた。
彼のスケッチブックの絵とカートゥーンの絵のギャップにも涙が溢れた。