ベンジャミンサムナー

地獄のベンジャミンサムナーのレビュー・感想・評価

地獄(1960年製作の映画)
3.5
「宗教は人間の死後、法に代わって刑罰を与えてくれる世界を夢想した。これが″地獄″である」

幸子や洋子が死ぬ場面があまりに唐突すぎない?

本作は現世パートと地獄パートがハッキリ分かれてるので、現実と幻想がシームレスに交錯する同監督の『東海道四谷怪談』ほどの怖さは感じなかった。(前半もちょいちょい白塗りの田村が顔をだしてくるが)

″皮剥ぎの刑″は『ブレインデッド』味があって良かった。