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熱砂の記憶 -ラガーン撮影記-のAのレビュー・感想・評価

3.1
本編224分の映画のメイキングのドキュメント、141分。長さへの挑戦みたいな心持ちで鑑賞。
本編1時間半に及ぶクリケットシーンの撮影に膨大な時間がかかったそうだが、「もうちょい短くてもよくね?」と誰か思わなかったのだろうか。でも、結果は分かりきっているのに劇場で歓喜する観客の様子をみると、これがクリケットの楽しみ方なのかなとも思う。
いい大人が楽しそうに声を合わせて歌ったり、泥まみれで童心に返って水遊びしたりしている様子は素敵。ドキュメントの終盤も意外と劇的だった。あと、アーミル・カーンお茶目。
長ぇーと思いながら本編を見ていたけれど、演技としてスーパープレーを再現しなければならないわけで、それは一筋縄ではいかない。灼熱の砂漠で3ヶ月間バカッコイイムービーみたいなの裸足で撮り続けると考えるとエグい。本編の狂喜乱舞っぷりはガチだったのかもしれない。
A

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