オオカミの家のhanacoroのレビュー・感想・評価

この作品をストップモーションアニメーションと称するのはなんとなくしっくりこない。映像における芸術作品とでも言えばいいのか。

一人称視点の精神系のホラーゲームをプレイしてる感覚と似ている。体感型。自分の身が脅かされるときに人は恐怖を感じるものなのだが、今作空間の境目がない構成やカメラワークをしているので、画面を隔てているはずのこちら側まで脅かしてくる。音響の聞こえ方がとにかく不穏なのも、ホラーゲームっぽかった。

最後のセリフが素晴らしすぎて、恐怖で顔が引きつってしまった。