動物が出てきたらうれしい

オオカミの家の動物が出てきたらうれしいのレビュー・感想・評価

オオカミの家(2018年製作の映画)
5.0
洗脳されている人間っていきなり自由にされても、結局何かに縋ってしまうし、従ってる方が楽になってしまうのかも。洗脳は洗脳によってしか解けない。今持ってる価値観も結局誰かの思想の城でしかない。あらゆる人間に宗教や思想があるから、それを図るものなんてあったらダメなんだよなそもそも。全てのルールを一度疑い、再考する機会になったと思う。
しかも、ドイツによるバックグラウンドなんてこの映画を観ていなかったら、知るに至らなかったと思うので、いわばカリカチュアに手の届く範囲内で構成されているこの映画はとんでもないです、ありがたいです。