このレビューはネタバレを含みます
60年代アメリカの青春映画
時代を表したかのような
家父長の強権とその家族で育った姉弟
純潔であることを常に求めてくる母とその娘
彼らが恋や愛にそんな家族の言葉で惑わされる
そんな作品
この時代特有の鋭さとか
逆にネチャっとした粘着感のある親たちとかの雰囲気はあるものの
この年代の青春映画の中ではめずらしく
けっこう共感できて
入り込んで観ることができた
そればっかりではないけど
自分の恋愛観とか選択肢に与える家族の影響って外からみると冷静にみれる分
えぐいよなあ、と
お姉さんが年明けパーティーで
酔って荒れるシーンは
自他共に見覚えある既視感と共感性羞恥がなかなかなシーンだった