ツクヨミ

クローブヒッチ・キラーのツクヨミのレビュー・感想・評価

クローブヒッチ・キラー(2018年製作の映画)
3.7
もし父親が殺人鬼だったら…?
16歳のタイラーはボーイスカウトに精を出す純粋青年。たまたま父親の車内で奇妙なものを発見し…
殺人鬼を追うサスペンススリラー作品。今作は"クローブヒッチ事件"という殺人事件を主軸に思春期青年の葛藤を描いていました。もしかしたら父親は殺人鬼かもしれない…この疑念は青年を捜査に駆り立てていく。
そして今作の魅力は中盤に挟まれる群像劇のような演出だろうか。同じシーンを違う人の視点で見せるのはやはりワクワクする仕様。
ラストは説明的なものが省かれ結末は少々曖昧である。しかしクロスカッティングのような演出もあってそこは好き。
全体的に静かなサスペンスであったが演出が光っていた作品でした。
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