クローブヒッチ・キラーの作品情報・感想・評価

「クローブヒッチ・キラー」に投稿された感想・評価

淡々とした描写が良かった
どっちにしても救いがないね
チャーリー・プラマーよき!!!
まるこ

まるこの感想・評価

3.3
サマーオブ84に近いものを感じますが、こちらは割とソフト
衝撃というよりモヤモヤするかな
クリスチャンコミュニティの閉塞感が、いかにもアメリカだなぁ
親父がウケる
の

のの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

主人公の男の子がハルクになってしまった時は落ち込んだけれど、さいごアイアンマンが助けに来てくれて感動した。
せりな

せりなの感想・評価

3.0
チャーリー・プラマーは良いよね。
敬虔なクリスチャンの多い田舎の閉塞感がとてもリアルで、この閉塞感がスリラー要素として効いていたと思います。
10年間被害者が出ていなかった連続殺人鬼ではないかと疑いを持ち始めてから、疑っていることがバレないかドキドキさせる見せ方が上手かったです。

少しずつ謎が明らかになっていく中で、視点の転換でデティールがよりクリアになっていく所と対照的に、主人公は言葉ではハッキリと言わないので、受け手に委ねられていると感じた。
小さな世界で物語が閉じてしまうので、後味が悪いと言えば悪いんだけど保守的な田舎であるという状況を考えると仕方がないのかもしれない。
主人公のタイラーに焦点が当てられているので、あのお姉さんがどうなったのか描かれていなかったのが気になる。
あと、犯人の謎の自己正当化のセリフはとてもリアルに感じた。
24

24の感想・評価

3.0
特に盛り上がりなくと話が進んでいく感じ。こういう内容の作品ではあまり見ない気がする同じ時間軸の行動を分けて撮る方法はまぁ分かりやすくてよかったかな。
保身とはホラー紛いの人間の業の行き着く先・・・なのか?

サイコ殺人ホラーかな?と思いきや違いました。これはそれよりも怖い「人間の業」のお話でした。「保身」、「保守」のために受け継がれる「業」です。やはり人間って怖い。

期待を裏切る展開では有りますが、僕は想像もできない「保守の世界」「敬虔な信者の世界」ではこのような展開は考えられるのかもしれません。守るべきものが明確にある場合、何をしてもいいや!って感覚になるんでしょうね。命より何よりも「あるべき今を守る」・・・あれ?どこぞの国の某運動会の開催是非の話と似てるなぁ。平気で「虚意発言してました」って言った某国の元首相みたいだなぁ。

そう、人間の「保身」が一番恐ろしい。自分が大事。自分の生活が、家族が一番大事。それ以外はどーでもいい。行き着く先がこの世界なんでしょうね、本作で描かれる世界。嘘をつき、丸めこめ、見て見ぬ風呂をする世界・・・数人の犠牲の上で保たれる平和・・・意味あるのかな?なんてことを提示する作品です。想定とは違うお話ですが、楽しめました・・・・・・。

が!!!!この作り方はどうなんだろう?
物語としては面白いのに、この全体的なテンポの悪さは何だろう?
再現ドラマやりすぎなんじゃぁないかなぁ?もっとゾクゾクポイントを絞った方が良かったんじゃないかな?親子関係に。どう考えても父親の頭の中はクレイジー。もっと「守るための狂気」を見せてほしかった。具体的なのは性癖描写だけなんだもんなぁ。そこに気持ち悪さ怖さを求めても、お話の主題がそこじゃないから、チグハグしてて拡散してるんですよね。どうにもそこが好きになれなかったんです。犯人探しやラスト近くの「カチッ」は読めてしまうので、人間の業のお話なんだから、もっともっとヒタヒタと怖がらせてほしかったですね。

で、これはしょうがないのですが・・・この思春期ものって僕は苦手ですね。やっぱ。16歳チェリーボーイの浅はかさとか、安易さとかが邪魔して乗れないのです。残念すぎる感じが。イライラしちゃう。あぁ、おじさんなのです、僕は。
それと、キャシーの気持ちも理解に苦しみますし、「え?それバレるでしょ?」みたいな種明かしが揃っていてちょい気分盛り上がらないんです。

ただ、なかなか無い切り口の映画ですね。
2018年 アメリカ🇺🇸

チャーリー・プラマー君主演のサスペンス・スリラー

ケンタッキー州にある敬虔なキリスト教信者が多く暮らす白人ばかりの小さな町で10年前に突然犯行が止まった女性ばかり狙った連続殺人事件
少年はひょんな事から自分の父親が真犯人なのでは、と疑い始める

「サスペンス・スリラー」となってますが16歳の少年の目を通して描かれているのでジュブナイル映画とも言えます

教会に通わない変わり者扱いされている少女と一緒に真相究明しようとするのですが…

重要な場面で少年のとる行動
そしてラストでの少年の選択
本当にそれでいいのかぁ?とツッコミを入れたくなります

「衝撃的な結末!」なんて一部のサイトには書いてありますが💦

彼にとって真実の追求よりも大事なモノ、それは信仰心
延いては真犯人の犯行の裏にあるモノもコレだと思いますよ

本当ならその辺りをもう少し掘り下げてくれたら宗教に疎い自分にもしっくりできたはず

普通に鑑賞したらモヤモヤ😶‍🌫️する場面が多いと思いますが、その背景には大きな大きな信仰心がある事を念頭に置いて観れば多少理解できる🦆

ラストの少年のドアップは凄く深く…そしてちょっと怖いです
ShinMakita

ShinMakitaの感想・評価

1.6

敬虔なクリスチャンが多数を占める小さな町タイソン郡に住む16歳のタイラー・バーンサイドは、教会に通う真面目な少年だ。父ドンが指導するボーイスカウトにも積極的に参加して、大学進学も考えている。そんなタイラーが、勇気を出して父親のピックアップトラックを借りてクラスの女の子と車内デートに挑戦するが、大失敗をしてしまう。シートの下にハードコアなエロ本の切れ端が落ちているのを、彼女が見つけてしまったからだ。翌朝から、クラスメイトたちに「変態」呼ばわりされて思い悩むタイラー。そして何より、あの信心深くて家庭人のパパにあんな性癖があったのがショックだ。パパはちょいちょい裏庭の物置小屋に引きこもっているけど、もしやあの中にエロ本が…?
と気になって仕方がなくなったタイラーは、ある夜こっそりと物置小屋に忍び込んでみた。そこで見つけたのは、緊縛SM系のエロ本の山。ああ、僕のパパは変態だったんだ…と嘆くタイラーは、エロ本の下に隠してある一枚のポラロイド写真を発見する。そこには裸の女性が縛られているのが写っていて、「ノラ」と書いてある。…パパ、エロ本じゃ飽き足らず、ガチで浮気して相手を縛ってたのか!!? と驚くが、 しかし、そこでタイラーの脳裏によぎったのが、昔起きたある事件。それは町の忌まわしき歴史となった連続殺人事件だ。中年女性ばかりを狙った犯人は、被害者を巻き結びで縛って絞殺、10人あまりも毒牙にかけ、未だ捕まっていない。もしや、パパが連続殺人犯なのか⁈ タイラーは疑念を抱きながら誰にも相談できず苦悶するが、ある時、この連続殺人犯「クローブヒッチキラー」を独自に追う少女キャシーと出会い…


「クローブヒッチ・キラー」

以下、ネタバレヒッチ・キラー


➖➖➖➖

アメリカ公開が2年前の作品。「ヒデェ目に遭う少年」の役ばかりのチャーリー・プラマーがタイラー役。「ゲティ家」で誘拐され、「荒野にて」で馬連れて家出して、今回は殺人鬼かもしれない男の息子…キミ、たまには幸せな役もやりなさいよ^_^
父ドン役はディラン・マクダーモット。ハンバーガーヒルで死にそうになり、ザ・シークレットサービスではマルコビッチに殺されて、今回は息子に性癖を暴かれ殺人鬼の疑いもかけられちゃう役。ヒゲ濃くて顔わかりにくいよ^_^

堅物コミュニティの息苦しい感じと、父親の不気味さは、良く出てました。決着の付け方にやや疑問は残るし、「最後の被害者、結局どうなったんだ問題」はあるけど、雰囲気は嫌いじゃないな。父と息子の関係性を描いた映画は山ほどあるけど、これは相当ヘビーな部類。息子に見せたくない映画ナンバーワンになりそうだ。
mii

miiの感想・評価

3.5
親子でボーイスカウトの活動を続ける16歳の少年タイラーは
父の車を借りた時に SMちっくなハードな雑誌の切れ端を見つけてしまう。

まさか?あの父がこんなものを?

疑問を抱いた彼は 父親の部屋を探ると
怪しいものが次々と出てくる···

その街は 巻き結び(クローブヒッチ)連続殺人事件が10年前に起こり
未だ犯人も見つからず 解決していないのだ。

まさか?父親はこんな事件まで?
息子は疑惑の目を彼に向け
ますますショックを受ける。

この小さな街はキリスト教を重んじる信仰の厚い人々が多い。
車の中にあった あの切れ端だけでさえ
友人はタイラーと距離を置いた。
そのような街で 秘めた性癖がばれたら?
まして 殺人者だと知れ渡ってしまったら?
タイラー家族のゆく末は目に見えている。

こういった目には見えない縄で縛られたコミュニティなのです。

そこで導き出した息子の最善策は?
自分の家族の名誉を守ったのだろうけど
殺された女性達が浮かばれないわ。

お父さん 同じ趣味のパートナーを見つければ良かったのにね。
少数派だろうけど きっといらっしゃるよ。
嫌がる女性ではなく 一緒に楽しめるような女性をね。
そうしたら 人を殺す事もなかったのかなぁ。

そして 秘密を持つなら墓場まで 徹底的に隠そうよ!
16歳の純真な息子のショックは相当なものだぞ。
彼にも罪を着せてしまった父親は
引き金を引いた時点で もう父親ではないよ タイラー。
ワンコ

ワンコの感想・評価

3.9
【ヒントを読み解く/伝統的なアメリカの白人社会】

サスペンス・スリラー作品という位置付けだが、サスペンス感もスリラー感も抑え気味で、実は、そこが重要な点ではないのだと気付かされる。

これは、アメリカの田舎の白人カトリック信者が大半を占める伝統的なコミュニティの話しだ。

作品に有色人種は出てこない。

伝統的なカトリック信仰が優位で、意にそぐわないものは異端扱い。

ボーイ・スカウトをコアにした男性が集うことの多い男性中心コミュニティ。

家庭は典型的な父権主義。

そして、仲間内の恥は隠ぺいするが、これは臭いものにはフタをするというのとは異なり、当事者はずっと社会の重要な一員であり続けるのだ。

多くの種類があるロープの結び方は、コミュニティを縛りつける掟のメタファでもある。

明らかになる性癖・幼児性。

暴かれる真実。
対象が、ある一定以上の年齢の女性とだったり、太った独身女性であることも、この歪んだ男尊女卑の社会を表しているのだろう。

しかし、真実は、また隠され、表沙汰になることはない。

こうして、アメリカの田舎の伝統的白人コミュニティはやってきたのだ。
そして、これからも変わることはない。

過剰なサスペンス感だったり、スリラー感は極力排除され、こうしたことを考える作品なのだと思う。
>|