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ブラインドスポッティングのyukaのレビュー・感想・評価

ブラインドスポッティング(2018年製作の映画)
3.9
う…う…うまい……監督の腕なのか脚本も務めている主役2人のセンスなのか…。話のリズムや流れがうますぎてひょえ〜となりながら観てた。これが緩急…。

序盤はひたすら笑う。おいおいwwみたいなノリ。

銃が完全にハラハラ要素。急に恐怖心。銃の出し方もうまい。

ずっと笑ってハラハラしてってなって茶化しながら観てたのに最後30分くらいはもう無言で画面見つめるしかなかった。

けどラップは言うほど音のまとまりないな〜とか、訳が直訳気味でなんか日本語にしたら尚ラップみがないな〜とかうーん。ラップパートが微妙。

あと最後のあの大事な部分。あそこのラップはかっこよくはあったんだけど、警官ってさすがに対銃の接近戦強いはずからあんなに近づいて行ったら銃の頭掴まれて奪われるやろ…とそこの演出だけザルって感じでかっこつけたかっただけ感あってうーんってなった。

アイデンティティとディスコミュニケーション。



内容込みキャラメモ



コリン
パーティ後に言ってることが画面越しだと正論で。だから終始ハラハラが起こるんだけど。とりあえず勢いだけでキレ散らかす人生からかわるきっかけに彼女もいて良かったね…と思う。どうせより戻るやろ。そもそもなぜ別れたのかもなぜ支える気にならなかったのかもよくわからないけどきっとあの1回が決定的だっただけで似たような心ざわつく行動を昔は日常的にしてたんだろうな。更生の意味では別れてくれて正解だったのかも。

マイルズ
お前は。親友を。大切に。思ってんのか!???協力したれや…
黒人の中で生まれた白人って確かに悪ぶってないと居場所がないのかもしれないけど。それでもやっぱりアメリカでは肌が白いってだけで生死も変わるし親友の恐怖心もわかって遊んで欲しい。自制を学んで欲しい。親なんやから。お前が叫ぶ俺の苦悩は安易には生死はわけんのよ。きっと殴られた側の黒人が警察に注意されるだけなんだろうし。なんかなぁ。守られたところでイキってるのに大人なら気づこうと見ながら思ってしまう。悩みもわかるけど。

警官
あれあの部屋だけ荷物まとまってないの、離婚かなにかで嫁子供だけ出ていく感じじゃない?
銃社会における警官ってあぁだよね対応。
殺す気ないやつが4発は撃たねぇだろと思うけど最後のあの対応を見る限り殺す気はないという前提で動いてる感があってなんかズレてんなとなった。あぁいう警官実在するんだろうか。アメリカの警官黒人殺して楽しんでるイメージしかないけど。
あと帽子脱いだら誰かわからん私には。
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