エイリアンコメディ映画の傑作。
細胞、菌類、ムシ、魚類、両生類、怪鳥、猿人、巨大モンスター…と進化段階ごとに登場する個性豊かなクリーチャーが最高。種類も多ければどのデザインも秀逸なため、ジャンル映画の満足度はかなり高い。VFXの応酬の中、直球の着ぐるみで出現するブルーモンキーがツボ。緑の犬も表情がキモくて良い。
下品なギャグは多いが、消防士志望の変な青年やハエの人体侵入パートは結構笑える。そんなはぐれ物のチームが逃げ惑う群衆に逆行して巨大クリーチャーに向かうカットは音楽も相まって最高にカッコいい。